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建物の完成後、普段目にすることのない埋設配管や外構配管。これらは、建物の機能を支える「見えないインフラ」として、日常生活や施設運営に欠かせない重要な役割を担っています。一度完成してしまうと簡単にはやり直しができない埋設配管工事は、施工段階での品質が建物の寿命や安全性を大きく左右する重要な工事です。
本記事では、埋設配管・外構配管工事の役割と重要性、そして施工品質が建物に与える影響について、設備工事の視点から整理します。
なお、埋設配管にはガス管や電気管路なども含まれますが、ここでは給水・排水・衛生設備・消火設備といった水関連配管工事を中心に取り上げます。
■ 埋設配管・外構配管工事とは

埋設配管・外構配管工事とは、建物の外部や地中に設置される給水管・排水管・消火配管などを施工する工事です。主に以下のような設備が対象となります。
- 給水・排水配管
- 衛生設備配管
- 消火設備配管
- 雨水・汚水排水配管
これらは建物完成後に露出しないため、「問題が起きるまで意識されにくい工事」と言えます。
■ なぜ「見えない配管」が重要なのか
埋設配管の最大の特徴は、施工後の修正が非常に困難である点です。もし施工不良があった場合、
- 地面や舗装の掘り返し
- 建物の一部解体
- 長期間の使用制限
といった大きな負担が発生します。そのため、埋設配管工事では「とりあえず通す」施工ではなく「将来を見据えた確実な施工」が不可欠です。
■ 埋設配管工事で起こりやすいトラブル
施工品質が不十分な場合、以下のようなトラブルが発生することがあります。
- 排水不良・詰まり
- 配管の勾配不足による逆流
- 継手部からの漏水
- 地盤沈下による配管破損
- 悪臭の発生
これらの多くは、使用開始後すぐではなく、数年経過してから発覚するケースが多いのも特徴です。
■ 施工品質を左右するポイント

埋設配管・外構配管工事では、次のような点が特に重要です。
- 適切な勾配設計
- 使用環境に合った配管材の選定
- 継手部の確実な施工
- 土工事との連携(転圧・埋戻し)
- 他設備との干渉確認
設備工事と土木工事の両面を理解した施工が求められるため、経験と技術力のある業者選定が非常に重要になります。
■ 設備工事・土木工事を一体で考える重要性
埋設配管工事は、単なる配管作業ではなく、土木工事・外構工事と密接に関係しています。
- 掘削深さ
- 地盤状況
- 周囲構造物との関係
これらを総合的に判断しなければ、長期的な安全性は確保できません。設備と土木の両方の視点を持つ施工体制が、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。
■ まとめ:見えない部分こそ、確かな施工を
埋設配管・外構配管は、建物完成後には見えなくなります。しかし、それらは建物の快適性や安全性を支える、まさに「見えないインフラ」です。見えないからこそ、確かな技術と経験に基づいた施工が求められます。
マツケンでは、外構配管設備工事・衛生設備工事・消火設備配管工事・土木工事まで、現場条件に合わせた確実な施工を行っています。埋設配管や外構配管に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

